大豆は“畑の肉”といわれます。 これは肉と同じように、体をつくるタンパク質が豊富なためです。 タンパク質には必須アミノ酸という 食べ物から摂取しなければならない栄養素があります。 大豆の植物性タンパク質には、その必須アミノ酸が 肉や魚よりバランス良く含まれているのです。 大豆は様々な食品に形をかえています。 2月の献立でその一部を紹介していますので食卓に取り入れてみては いかがでしょうか。
《 大豆と節分 》 2月3日の節分とは季節の移り変わりの意味で、冬と春の境目にあたります。 この日は大豆を煎り、ますに入れて神棚に供えたあと、一家の主や年男(その年の干支生まれの男性)が「鬼は外、福は内」と大きな声で唱えながら家の玄関や各部屋にまいていました。これで災いが家に入り込むのを防いだといわれています。 まき終えたら、それぞれ歳の数の豆を食べます。 北海道では、大豆ではなく落花生を巻くのが主流となっているようです。
《 大豆かきあげ 》
・小麦粉…30g ・かたくり粉…5g ・卵…1/2個 ・水…適量 ・砂糖…小さじ1/4 ・塩…ひとつまみ ・揚げ油…適量
《作り方》 ①ほたては食べやすい大きさに、たまねぎは太めにスライス、人参はたんざく切りにする。 ②揚げ油以外の材料をすべて混ぜ合わせる。 ③②を180℃に熱した油で揚げたら完成。